深海魚:ギスを生で食べる

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みなさんこの中のどれがギスかわかりますか?

  • 赤ムツ(のどぐろ)
  • 黒ムツ
  • 白ムツ
  • ユメカサゴ
  • ギス

がこの写真にはいます。

深海の外道代表「ギス」

ギス ※引用:wikipedia

日本から中国・ロシアの近海にかけて分布し[1]

水深200〜1,000mの深海に生息する[2]

全長50cm程度にまで成長する[1]

スズキ目キスに似ているが全く別の魚である

答え:これがギスです。

深海で釣りをしていると仕掛けに

粘着質の粘液をよく仕掛けにつけてくる犯人です。

残念ながら他の美味しい魚と比べて

無下に扱われて食べても練り物の材料ぐらいとのことなので

「生で食べて見ました」

もって帰ろうとしたら常連の餌釣り師の方も

「ギスどうするの?」とぜひ美味しかったら教えてとのことなので

トライしてみました。

イワシの系統とのことでイワシの美味しさを期待して

調理します。

粘着は鱗を取るまではありますが

とって綺麗にしてしまうと非常に

綺麗な皮目になります。

触った感じも深海生物らしく

皮下脂肪を蓄えていそうな皮目です。

わかります?この写真

魚のアラを水をいれた

鍋に入れただけなのですが

「浮かんでくる」皮下脂肪

これは美味しい身を持っていますよね。

胃袋の中を見てみると

  • ゴカイのような物
  • 消化された緑色の液体物

お腹を開くと

今回はメスですね

お腹を出すと抱卵しています。

※自主規制のため
少し小さめに画像をしました。

「面白いのがこの浮き袋」

ピッカピッカな金色です。

お腹も水で流して黒い薄皮を綺麗にするとこういう

綺麗な白身魚たしかに小骨は多いですね

  • アカムツ
  • ドンコ
  • ユメカサゴ
  • 黒ムツ
  • ニベ

など遠州の白身魚はいるので

どうしてもわざわざ食べなかったのです。

今回はいろいろ試してみました。

  • ギス霜降り(炙り)

ガスバーナーで

予想通り、すごい皮下脂肪が皮目から出てきます。

アカムツにも負けません。

食べると

  • 油のコク
  • 旨味
  • 歯触り

※中骨がないところを炙って霜降りにすれば

普通美味しくいただけます。

部位程には尻尾側が骨が少ないので

未処理そのまま炙って食べれば普通に「おいしい深海」の部類だと思いいます。

キッチンペーパーで二日目にみると

確かに水分が非常に出てくるので通常の処理だと

なかなか刺身では食べれないと思いますが、

ちゃんと処理すればギスも美味しくたべれる事がわかりました。

これ二日目のギスです。

ペーパーの交換をちゃんと行えば問題なく

食べれました。この記事の更新がなくなったら何かあったと思ってください。

漁師さんや流通状況を考えると厳しいのは想像できますが

釣りをされている方が釣った場合は捨てる魚ではないかと思います。

他の食べ方

チーズ載せのバターソテー

なめろう

潮汁

3日目の塩焼き最高

いろいろやってみましたが確かに

ギス「炙り」は今回「おいしい深海」にて新しい発見でした。

ギスさん

つみれだけの存在にしてすみません。

  • フィッシングショーに行かれているみなせんも
  • 行ってないみなさんも

もしギス釣ったら一度お試しください。

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