「え?手巻きでやるの?深海」って船に乗る時に
言われたか言われてないかは
もはや定かではありませんがそう思われている。と思っています。
(だって私なんか70mでさえ、その昔 「大変だな〜」と普通に思ってましたので)
そうなんです
「あえて手巻きでやるんです」
私も実はダイワ自動巻でよくJOGしてます。
いつでも600m巻いてバッテリーも餌置き竿もっています
でも、それでも結局ジグになってしまいます。
自動の方が早いよね?とか楽だよね?って言われるのですが
- スピードの点はあまり実は変わりません
実際にフォスーマスター6000でやっている方と同時スタートでも
手巻きの方が巻き取るのが早い場合も普通にあります。
餌と比べてラインが細く、ジグも軽ければその分リール負荷も変わってきますので
当たり前と言えばそうですが
でもですね。
楽さ勝てないです。
でも
でも
でもですね
500m先のあたりをとって上がってくるまでの一巻き約1000mmの長い時間が中に
- 何がかかったのだろう?
- 赤いのであってくれ!
- どうにかバレるな!
そのドキドキ感と時間の長さを一度味わってしまうと
- トップウォーターに魚がでた際の興奮
- 青物ジグをかっさらいロッドを大きく曲げた際興奮
- マグロがかかりドラグを唸らせながらはしったときの興奮
上記でのアドレナリンを超える
中毒性のあるファイトタイムを長めに楽しめる
これが
【手巻き深海の醍醐味】
だと思っています。
書いていながら自分でも本当
マニアな方にしか伝わっていないとおもうのですが
そこがはまる要因かと私は考えてます。
いつも一人で乗り合いで乗る際に
ベテランの餌釣りの大先輩からも
あと10年若かったらおれも手巻きでジグをやりたかったな〜と言われた時に
「あ、気持ちがわかってくれる人がいた」とうれしく思ったのを覚えています
強いてデメリットを言うとすれば
- 魚の生命感がない巻き上げ(ただただ重いだけのわくわくなし)
- ジグのみだと提灯行列はできません。
- 潮の方向が違った〜など入れ直しの悲劇
状況苦痛も楽しさの伏線です
【手巻き深海】
釣りの一つの楽しみ方として少しでも共感していただける方がいたら幸いです