夏本番「手巻き深海」
餌とジグはどっちが 釣れるか?
2戦目【アコウダイ 】を
遠州灘で行なってきました
- 初心者2人餌vsジギング経験者2人
- ルール:アコウダイ の釣った数
浜名湖出て約1.5h東へ船が向かいます
船が動くと風があって気持ちいい
でも、朝でもジメッとマリーナでは蒸し暑いですね
「7月ってこんなの暑かったっけ?」
仮眠を船でしつつ大陸棚を超えたので
「カツオかシイラいないかな?」と
期待したのですが
全くの無反応、鳥を見ないまま
アコウダイポイントまで
来てしいまいました。
餌組の用意もしつつ
自分のジグの投入もするので
大忙しです。
深海やられている方は
わかると思いますが
投入は一人づつ行い
- 投入
- 船移動
繰り返して行っていきます。
そんなこんなで
- 餌組用に2本ばりに250号2本を
投入してもらい
- 私は550gを投入
もう一人は600gを投入
「フィールド地形」
450mぐらいの大地の上部を攻めていきます
地形変化はほとんどなく
不思議ですが実績は多いようです。
想定はしていましたが
オフショア初めての2人が
(というかほぼ道具が初めて)
なかなか底どりができません
「じゃあハンドルの巻き方から〜」
と教えるのが
「500mからの深海がスタート」と
どうかと思われるかもしれませんが
意外となんとかなるものです。
- 定期的な底どり
- 船の揺れ以外のアタリ
- 巻き上げた時の重さの差異
ここを伝えて経験してもらえば釣れます
(多分)
※餌組のフックはお祭り防止のため
2本ばりにしています。通常より少なめ
ジグ組の方は
- スピンドルN550g
- スピンドル600g
フックは二人とも
- フロント:シングルフック
- リア:ダブルフック
です。
「1投目から好調な様子」
ちょっと上潮の流れが早く
全員底どりに苦労します。
取れなくもないけどちょっと
2-3回しゃくるとラインが斜めになってきます。
餌組は底どりを船長に教えてもらいながら
容量を掴み始めました。
「当たった」と船長に言われても
気づかなかったみたいなですが・・・w
餌組「もうあげていいですか?」
船長「まだあげなくていいよ〜」
ともうすこし様子を見ることに
ジグの自分にも何か
フワッとしたアタリが出ます
これは伊豆でも経験したのですが
船をちょっと立てるために動かした時に
横に動きその後ヒットする。
「ツーっつ ツーっつ」
独特なアタリのイメージ
とりあえず餌組も
巻き上げるとのことなので
こちらも巻き上げ開始です。
そんな重くもないけど
時より独特なアタリ
「魚はついているな」
巻き 巻き 巻き
450m〜0m
自身が巻き上げる前に
餌組で半分答えが出ました。
巻き 巻き
あがってきたのは〜赤い魚体
最初の1投目は全員ヒット
(幸先がいいです)
船中3/4人が金目鯛を確保
※一人はキンメのウロコだけでバレてしまいました。
遠州灘のキンメにしては良型サイズ
ひさびさにフウセンキンメ
約700gぐらいありました。
その後も投入ごとにキンメが
- 餌にも
- ジグにも
当たって来ます。
まさに入れ食いですね
ですが今回勝負は
「アコウダイ 」の釣った数なので
全員ノーカウント!
お土産は全員できたので
集中して「アコウダイ」 を狙います
ジグの一人が「めっちゃ重い」
と「アコウダイジギング」初めてながら
「来た〜」と巻き始めます
- 重い
- 暑い
- つらい
と叫びながらも
上がって来たのは
2kgサイズのナイスアコウダイ
「途中経過」
- ジグ組:優勢 1匹
- 餌組:劣勢 0匹
あんなに「つらい」
って叫んでおきながら
釣り終わったら「最高〜」
って叫んでいました。
このタイミングで自分はジグを
- 750g変えて
- 底を重点的に
- フォールスピードも早くなるように
「スピンドル750g」に変更しました。
その間にもう一人が「ミニアコウダイ」 を
すぐもう1匹追加
どうやら途中までずっと重くて
残り100m軽くなった言っていたので
※アコウダブルたったかも😅
過去にないぐらいアコウダイが高活性です。
(途中経過)
- ジグ組:優勢 2匹
- 餌組:劣勢 0匹
合間にキンメをみんなでコンスタントに釣ってます
「何投目か後にやっと!来たか?」
自分の竿ポセイドン6ozにも不自然な重みが乗っかります。
根掛かり?っ思いましたが
「巻ける!」
ってことで見ていた船長も
それは乗ってるね〜と
500m
巻き
巻き
「重いけど全然引かない。」
横でもう一人も巻き上げます。
ジグのヒット率急上昇です。
「結果」
(ユメカサゴも良型580g血抜き計量後)
ですが、対象魚出ないのでノーカウント
「気をとりなおして次の投入!🐟」
ついにいい感じのアタリと重みが
自分の竿にも!やっときました。
潮が流れているのと
ちょっと風で流しているので
ラインが斜めに入り気味
餌の6号のラインと絡まないように
距離を保って巻き続けます。
巻き 巻き 巻き 巻き
途中重みの感覚と魚振動がないので
「あれ〜ただ祭っているだけかな〜」と
なんども不安になりましたが
最後の5mで赤い姿とシルエットで
安心しました
「ボコっと」水面に
いつもの花が咲きました
出た瞬間に「重かった理由」がわかりました。
フロントにシングル
リアが尾びれ側にダブルフック
それはこの状態は重いわけです。
魚もあまり泳げずにアタリも
わかりにくかったみたいです
浮いてるのでアコウダイ を
初めてハンドランディングしました。
でも皮一枚のフロントフック見ると
危なかったかも😅
にしてもスピンドル強いですね
赤のドットカラー 750gです
「途中経過」
- ジグ組:優勢 3匹
- 餌組:劣勢 0匹
今日はすごい餌組が初心者とはいえ
よくできた日です
11:30ぐらいになると
さっきのキンメとアコウダイ の反応が
パタッと止まります。
さっきと潮の流れが変わって
0.6⇨0.9ノットぐらいに変わりました
船長とちょっと反応を探して
見ましたが反応がなく
お土産もいっぱいということで
本日は終了としました
「ジグか餌か?結果」
全員で
- アコウダイ 3匹
- キンメ:14匹ぐらいです
「餌とジグはどっちが 釣れるか?」
2戦目【アコウダイ 】
- ジグ組:勝利3匹
- 餌組:敗北 0匹
普通なら餌が勝ちそうですが
今回は「ジグ組の勝利」です。
きっと餌の針数と底どりのレベルが
上がれば餌組もアコウダイもっと釣れていたと思われます
(他🚢船も1匹餌であがってました)
結果:血抜き後2.118kg
食べごろサイズです。
今も冷蔵庫で熟成中
「楽しみの一つが増えました」
- アコウ胃袋
- キンメ白子
- ユメカサゴ肝
「和えポン酢仕立て」
これ見てくれは胃袋悪いですが
ほんと臭みなく最高に美味しい一品です
ぜひ釣って味わって見ていただきたい
【今日の晩餐】
- キンメユメ酒蒸し
- ユメ炙り
- キンメの湯引き
今回はたまたまジグが良かった日に当たりました。
普通ならきっと餌が良かったと思われます。
でもこういうことがあるから
「ジギングで狙う楽しみ」がありますね。
それでは🐟
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