深海の嫌われ者「スミヤキ」
遠州灘は10/27も28もまた台風がいるので
風が強くて微妙な状況ですね。
先週は久々にアカムツ狙いで出航してきました。
こちらのインプレ(こちらは後日)もかねて
- 浅場のシオ狙い
- 漁礁を打ってのひらめ
- アカムツ
上記の三段構成になります。
ただ、ただ、渋い。
直前までの平日は泳がせでの青物やヒラメが爆釣だったので
判断の迷いがいけなかったですね。
蓋を開けてみれば、12時半までノーバイト
朝一からアカムツを狙えばよかったか😅
そん中やっとのことで
奥の自動の餌竿にやっと久々のあたりが出ました。
トントン
トントン
トントン
あまりに久々のアタリすぎて
もはや、「なんのあたりなのか?」思い出せません。
ただ、100m切っても
50m切っても
トントン
残り10m
暴れます。
・・・ アカムツ? ってこんなに当たるっけ?
最近餌竿を出すことがなかったので
このイカ竿のあたりも、忘れてしまっていました。
「結果は、はい・・・」
「スミヤキ」です
でも、60cm越えのまあまあのサイズなので
持って帰ることにしました、
- ナワキリ
- ラインカッター
- スミヤキ
残念ながらマイナスイメージが強い「スミヤキ」ですが
- 白身
- 程よい脂身
- ただ、骨が多い
上記理由だけで一般流通がされないのです、
実は非常に美味しい部類の魚です。
料理方法としては
- 刺身
- 焼き魚
- ムニエル
なんですが、、あんまり人気が出ない理由が
「骨」
ただただ、骨が多いんです。
オキギスが嫌われいる理由に近いですね。
(ただ、オキギスは小骨なのでもっと厄介ですが)
今回のご紹介しておきたいのが
三日間寝かして三昧におろした「スミヤキ」がこちら
うっすら表面に脂が乗って包丁にもべったりです。
しっとりして、3枚に下ろすのは全然苦労しません。
問題はここから、これを普通に
- 皮を切って
- 刺身にしても
中の骨が、変な方向に流れて
うまくきれません。骨も太いため、
そのまま食べることもできません。
「ぜひ試してみてください:スプーンで削ぐ」
身に沿ってスプーンで刻むようにそいでいきます。
マグロのネギトロのように、皮目に脂があるので
「ネギトロではなく、ネギスミ」です。
皮目の脂をちゃんとネギるの重要ですよ!
ネギるとこんな感じで骨だけが残って身が残ります。
この骨が、「嫌われている」要因です。
ただ、これを一度軽く叩いて
ちょっとだけ炙って醤油をかけると
「スミヤキ」の炙りなめろう
嫌われ者のスミヤキですが、
「釣った時」はぜひおいしいのでお試しください。
久々のアカムツはもう少し寝てもらおうかと思います。
「スミヤキ」の後に地合に入ったのか
さっきまでの反応が嘘のように、
久々のアカムツが上がってきました。
- ジグは260g
- 水深は浅め(詳細は秘密)
- 地合は1hのみ
最近のアカムツはなかなか厳しいみたいですが、
当分はまたアカムツ狙いに移行しようかと思いますので
また発信させていただきます。
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