2019年に釣行の準備や船の上でも「PEとPEを結ぶ」必要性が三回ぐらい出てきました。皆さんはPEとPEを結ぶことってありますか?
- 1200m以上+の結束
- ライン交換時600mごとに結束
- 初回投入でクロスに気付かず
1-2はゆっくりやれば問題はありませんが、3が一番厄介ですね。反対側にはジグが付いている。一回切断して結び直すのって結構リスクもあります。そのまま手を離せば海に持っていかれるし、急がないといけないけども、その状況で結束強度を保った90%ぐらいの強度は欲しいですからね。(そのまま釣行することを考えると、)
今年、私も一回船の上でやりました。
- ラインを出し切るか
- 一度切って結び直すか
なかなか悩む選択です。😳
一度リールを取り外してって方法もあるのですが、深海、中深海の場合の「厄介さ」と言ったら意気消沈もんです。何てたって先に1kgの負荷が先端についてるのでなかなかの手際の良さが求められます。周りが知り合いであればまだタックルかラインを持っていてもらうこともできますが、乗合だとみんなアクション中なのでご迷惑ですし😳
とりあえず、底まで落とせるなら落とせばいいのですが、500mとなってくると、
- ラインの摩擦
- フォール時間の影響
- 下手すりゃ祭る要因
になるので厄介なトラブルです。
ちなみリーダーとPEはFGノット
もはやノットに関しては、説明不要ですが、深海 中深海での結束は私は100%FGノットです。船でも暗闇でも体が覚えているっていうのが理由ですかね。PR ノットや16 ノットやSCノットも数度試しましたがやはり体が覚えてノットっていうのが一番信頼できますね。
今も初心者の方と海に出ると「FGノット」って最初の難関の部類かと
なぜいるのか?っていう疑問から、私も始めたばかりの頃、FGの完成度が低くて数回すっぽ抜けてジグを奉納した記憶も・・・また同じことをやってる方を見ると微笑ましく思えます。みなさん乗り越える最初のハードルですね。強度っていう点ではマグロやり始めてから特に意識するようになったと思います
※30kg越え取れてから多少自分のノットを信用するようになったかも😅
今回の議題「PE同士はどうする?」
PEまたはSFL(スーパーファイヤーライン)FGだと通常のライン強度の6割ぐらいと非常に残念な強度になってしまいます。特に細いと1.5号以下のラインで結束する際にこの強度は致命的ですね。
船上でPE同士は何がいいのか?
率直に皆さん何で接続してるのでしょうか
- 結束落ちてもFG
- 電車結び
- リーダーを間に挟むパターン
- ビミニツイスト
- 他
4は投入後の応急処置としてはダブルライン後、輪っかを利用した結束が結局できないって問題があります。しかも片方は投入中でやらなくてはいけないので現実的ではないですね。ダブルラインにしてからPRノットだと道具が必要になるから船上だと不向きだし、
- ダブルライン タックル側
- ダブルライン ジグ側
- ここを電車またはSCノット
うーん、考えても工程が増えていく一方、何が正解か分からない。
- 作業時間が短い
- 道具不要
- 強度9割
上記を満たせばいいのですが
結局、対策案(仮)
- リーダーをリールから取る際注意
- ノットスキルを上げる
結局、この二つですかね。発生防止と損失防止、最近は保管時はテープを貼って先端がラインにクロスしないよう保管しています。😊
ただ、上手い方は細いとPE/SFLでも90%結束されているので私なんかは、技術向上はまだ半ばです。
年末年始はノット練習のいい期間ですね。
全く大晦日の季節感ゼロでしたが、2019年最後の記事は「PE同士の結束」についてでした。来年も少しでも「手巻き」好き、深海好きが興味を持っていただければ幸いです。
2020年も「いい魚」釣りたいですね
RedfishBluefish 手巻き深海